休日前夜に生地を仕込み、明朝焼き、そのまま次の生地を仕込み、夜にまた焼く。
そんなサイクルができつつある。ヒマか!!
この日は、苦手な成型パンにチャレンジするデーとした。
どうせなら、ハードタイプとソフトタイプの二種類にしてみよう、ということで。
一種目 カイザーゼンメル(ライ麦入り)
硬派なドイツパン。
このパンは、10年前から気になっていた。だって名前がかっこいい。
ドイツ語の響きってかっこいい。ブンデスリーガとか。チョー強そうじゃん。
おりしも、かっぱ橋略してKPBにてカイザースタンプを手に入れたところだったので、焼いてみることにした。
参考資料はやっぱり
これ。表紙が美しい(しつこい)ので画像リンクにしてみました。
カイザースタンプを、二次発酵の前後で二度押しするように書いてあったのでそのようにしたらまんまとズレて、いまいち煮え切らないカイザーさんになってしまった。
初めて食べるカイザーゼンメル。味の正解は全く分からないまま、試食。
か、固い…。皮がまるでせんべいのようだ。しかも南部せんべいのようだ。
淡泊過ぎるほど淡泊な固い皮が延々続くかと思ったら、その下にもちもちパンが現れた。
そして噛んでいるうちにだんだん味が出てくる。まるで南部せんべいのように。
いままで作った中で一番のハードなパンになった。
二種目 ミルクハース
名前・それは・燃える・いのち!(ゴダイゴ)
聞いただけでおいしそうなビューティフルなネームと、まくわうりのようなひょうきんな見た目に心惹かれていたら、最近購入した新レシピ本
【自家製天然酵母のおうちパン】に作り方が載っていた。
名前は「ミルクパン」となっていたが、いや、ここはあえて「ミルクハース」と呼ばせていただく。
うーん。まくわうりクープがきれいに出なかった。
成形パンでいつもつまづくのがこの点なのである。
オーブンに入れると、本来くぼんでいるべきところがどんどん膨らんできて、全体にのっぺりした表面になってしまうのだ。
だからクープも、開くんだけどエッジが立たない。
これは発酵の度合いから成形の仕方、クープの入れ方、オーブンの特性と、いろいろな要因がありそうなのでもういろいろ試してみるしかない。
味の方は、レシピを無視して隠し味程度にみみっちく(なぜなら高価だから!)入れてみた発酵バターが思った以上に全然隠れてなくて、あまりにも芳香漂って、そんなに漂ってなくってもいいかなと思うくらいだった。
これは我が家の、定番ソフトパンになりそうな予感がする。
次回からはちゃんとレシピ通り無塩バターのみを使い、まくわうり問題にも果敢に立ち向かいたい。
【今回の南部せんべい】
ひと口め。
あごの武者修行やー。(彦摩呂)
0 コメント:
コメントを投稿