このブログに何度も登場している、私が初めて購入した自家製酵母パンのレシピ本
【自家製酵母で作るワンランク上のハード系パン】
ここに作り方が載っている元種は、並はずれて水分量が多いしゃばしゃば元種のため、他のレシピに応用が利かない(それは私が算数が苦手だから)。
一度元種を起こすと大体パン焼き2回分の分量になるので、立て続けに二種のハードパンを焼いた。
まずは、ソーセージバゲット。
今までろくに成功をしたことがない難関のバゲットに、なおかつ具を入れちまおうとは我ながらいい度胸である。
予想通り、成形の時点で数々の失敗があった。
打ち粉が足りずべたつく生地に手こずる。
やっと巻き終わり、布とりのためにパンマットに移し替えようとすると、中に仕込んだ3本のシャ○エッセンがグネグネうねり、ヌンチャク状態になり手こずる。
その他いちいち手こずる。
オーブンに入れる頃には大失敗の予感が確信に変わっていたが、あにはからんや、案外まともな見た目。
特にクープは、今まで焼いたどのハード系パンよりもメリメリといい具合に開いている。
しかし切ってみると
上:断面は丸いが目が詰まっている。
下:気泡は多少入ったが底がぺたんこ。
何とも微妙だが、あれだけ手こずったのだから無理もない。
しかししかしそこは具入りパンの強み、ぷりぷりジューシーなシャウエッ○ンのおいしさに助けられ、ちゃんと食べられるモノにはなっていた。ありがとうシ○ウエッセン。我が家はやっぱりシャウエッセ○。これからも浮気はしないからね。
そして次は、ジェノベーゼカンパーニュ。
黒糖ナッツ以外のカンパーニュを焼くのはとても久しぶりである。
バジルペーストを練りこんだ生地にベーコンを巻き込み、チーズを乗っけて焼く。
レシピでは二分割だったが、食べきりサイズ(にしてはかなり大きいけど)の四分割にしてみた。
捏ねから焼きまでずーっとバジルペーストのいいにおいが漂い続けて、食べる前から満腹になるくらいだった。
断面。
写真では分かりづらいけど、すごくみどり。
個人的好みとしては、ベーコンをもっと増やして、チーズを中にも入れた方がいいような気がする。
バジルペーストがまだ余っているので近々また作る予定。
ハードパンは夫の好物のようで、消費速度が速い。
「そんなに焼いて食べきれるんですか」
という質問をよくされるが、むしろ生産が追いつかないこともあるくらいである。
いいんだか悪いんだか。
【今回のチラリズム】
穴から見切れるシ○ウエッセン。
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