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焼き型考察

たまには菓子パンぽいのもいいなと思い、軽ーい気持ちで焼いてみたプチチョコパン。
参考レシピは【自家製天然酵母のおうちパン 】


プチチョコパン


軽ーい気持ちで焼くなんざあ100年早かった。
作り手のずぼらな性格が如実にあらわれた、なんともツッコミどころ満載の出来に。

写真左側の二つが自立できていないのは、型に入れる際に手が滑って、真下に行くべきだった閉じ目がずれてしまったため。
謎の横ラインは、型の淵に溜まったつや出しの卵液が焦げたもの。

で、肝心の具であるチョコレートは、焦げ卵液ラインより上の部分にちんまりとおさまっているのみで、下半分はチョコのかけらも見つからないただのパンであった。


まあ、そんな自分のガサツさはとりあえず横に置いておくとして、今回面白いなと思ったのは、型の種類による仕上がりの違いであった。

今回はプリン型6個分のレシピ。
我が家のプリン型の在庫は、アルミ製の若干縦長の型が6個と、縦横バランスとしては平均的なステンレス製の型がなぜか2個。
試しに両方使ってみることにした。

左:アルミ型    右:ステンレス型
熱伝導率の差が歴然。

ステンレスはもともと焼き型向きではないらしいので仕方がないが、型から出したときに、側面がトップと同じ色にこんがり焼き目が付いていると、ちょっとした感動を覚えてしまう。

アルミ型はそれほど手入れが大変ではないけど、同じく熱伝導の良さが特徴のブリキとか、アルタイトとかギルアとかの型は、事前に空焼きが必要だったり、基本水洗いできなかったり、油をなじませるために使いこんでいく必要があったりと何かと手間だが、電気オーブンの弱い火力に嫌気がさして、パンや焼き菓子作りから遠ざかっていた身としては、その程度の手間で済むならお安い御用といったかんじだ。

しかもこれらの型は軒並み安価である。
なのでついつい、かっぱ橋略してKPBを血まなこになってかけずり回ったり、道具店サイトをニヤニヤしながら延々眺めてしまったりする。
持ち前のオタク気質全開の今日この頃なのである。




【今回のおすすめ商品】
そんなテコい焼き型マニアの強い味方、オイルスプレー。

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